再生産されない「専門性」が大切
ありがとうございます。
突然ですが、
「あなたは社会に対して何ができるの?」
という質問に答えることができますか?
特に仕事をする上でこの質問は、これから社会に出る人、社会に出ている人に対して、非常に本質をついた質問だと思います。
社会で活躍している人というのは、社会に貢献できる何かしらの「専門性」を持ち合わせていると思います。
現代は、特にテクノロジーによって、非常にめまぐるしいスピードで変化しています。誰もが肌で感じているはずです。
このような時代で大事なことは、
「テクノロジーやAIが生み出せないオリジナリティ、独自性を持った人間になる」
ことです。
わかりやすい例でいうと、IT企業を作った人たちでしょう。
Apple、 Google、Facebook、Amazon・・・
アメリカの会社ばかりですが、日本でもソフトバンクや楽天などが当てはまるのではないでしょうか。
これらの企業の社長は、もはや誰にも置き換えることはできないでしょう。
唯一無二の人間と言えます。
これらの会社や社長は、現代社会にとって必要不可欠な存在と考えられます。
他の人には生み出せないようなクリエイティブなアイデアを用いて、企業を成長させて来ました。もちろん他にももっと素晴らしいアイデアを持つ人がいるでしょう。
でも、これからこのようなデカい会社を作る必要はないと思います。
別にITの分野に対応するために、「独自性」を持つ必要は必ずしもありません。
大学の研究に専門性を発揮している人もいれば、エンターテイナーとして専門性を発揮している人もいます。
このような分野で専門性を磨くのも、もちろんいいと思います。
逆に専門性を持っていないと、
「コンピュータによって代替される人間」
になってしまう恐れがあります。
これを恐れと捉えるかどうかは別ですが・・・
コンピュータの方が高い生産性を発揮できてしまうと、人間は仕事すらできなくなってしまいます。
巷では、「ベーシックインカム」という国民に生活費を給付するシステムが噂になっていますが、僕が読んだ本では、財政上実現が可能だという説明がありました。
( ↓ その本はこちら)
要は、働かなくてもお金がもらえる制度です。
コンピュータによって仕事を失った人のためにあると言ってもいいですね。
正式にこの制度が実現したら、働かずに生活費をもらって生活をするのも全然アリだと思います。
でも、それってなんか勿体無い気がするのです。
コンピュータに代替されるってなんか悔しい気がします。
家にいれば、ロボットが代わりに家の仕事をしてくれるので、何もしなくても生活することが予想されます。
コンピュータに負けない能力を見出してそれを発揮するか、コンピュータに身を任せて生活するか、という選択を迫られる日が、いつの日かやってくることはほぼ確定だと思います。
・・・というか、コンピュータがめちゃくちゃ発展した遠い未来で生まれて育った人間ってどんな人生を歩むんでしょうね。
別に脅しているわけではありません。
ただ、こういう思考ってすごく大切なんじゃないかなって思ったのです。
またある本に太字で書いていたのですが、FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏がハーバード大学でのスピーチで
”僕らの世代にとっての課題は、「”誰もが”人生の中で目的(意義)を持てる世界を創り出すこと”
と語ったそうです。
「あなたは社会に貢献できる専門性を持っていますか?」
この本を読んで、このような考えを記事にしてみました。
もっと深く知りたいという方はどうぞ
↓
ザッカーバーグ氏のスピーチについて書かれた本はこれの215ページになります。
↓
でもこれらの話は、時代の超最先端を生きている人たちが執筆した本から思ったことなので、焦らずに自分ができることをやっていくことも大事かなと思います。
僕も自分の「専門性」はわかりません。
一緒に身につけていきましょう。
今日はこれで終わりです。
貴重なお時間を割いていただきありがとうございました。