血糖値がコンディションに影響を与える
ありがとうございます。
昨日、「朝に作業した方が、集中力を発揮しやすい」という内容の記事を投稿したのですが、今日も朝ごはんと集中力についての話です。
(昨日の記事はこちらから)
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僕は、現在学生寮に住んでいて、日曜日以外は朝ご飯と夜ご飯が出ます。
色々な種類のおかずがあるのですが、たまに、朝から大きいハムカツが出てきたり、大盛りの豆腐チャンプルー、ちょっと多めの豚の生姜焼きなど、ボリューム満点の料理が出てくることがあります。
せっかく出てくるので一応食べるのですが、朝からお腹いっぱいになってしまいます。
朝からこのようなボリューミーな料理を食べると、30分もすれば眠くなってしまいます。
つまり、満腹状態になってしまい、眠気が襲ってくるのです。
午前中に授業を受けている時に眠くなってしまいます。
これは朝ごはんが原因なのだと思います。
お昼ご飯を食べると、午後から眠くなりますよね。
その現象が朝食でも起きてしまうのです。
眠くなるということは、脳が覚醒状態ではなくなり、副交感神経(リラックスしている時に働く神経)が働いてしまうということです。
昨日の記事でも書いたのですが、朝は作業や仕事をするのに最適な時間帯です。
その時間を居眠りに費やしてしまうのは勿体無いです。
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このような事態に陥らないためには、ブドウ糖を意識することが大事です。
ブドウ糖は血糖値をあげる作用を持っており、脳のエネルギーとなる栄養素です。
血糖値が上がると、脳がよく働きます。
しかし、時間が経つにつれて血糖値は下がっていき、脳のエネルギーが減って集中力や注意力が散漫になってしまいます。
しかも、血糖値の増減が激しいと、強いストレスを感じてしまうそうです。
それを防ぐためには、低GI食品を摂取するといいそうです。
GIとはGlycemic Indexの略で、食事後2時間の血糖値がどのように上昇するかを示すものです。
低GI食品とは、血糖値を緩やかに上昇させ、緩やかに下降してくれる食品です。
例えば、そば、玄米、全粒粉パン、りんご、チーズ、ヨーグルト、アボガド、ナッツなどです。
これらを意識して摂取すると、血糖値が穏やかに上下するので、ストレスを感じずに、脳にエネルギーを与えることができるそうです。
逆に高GI食品もあります。
白米、食パン、甘いスイーツ、揚げ物などです。
これらを食べると、急激に血糖値が上昇し、すぐに急降下してしまいます。
それによって、集中力が持続せず、ストレスを感じやすくなってしまいます。
こちらの本に詳しい説明があります
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つまり、低GI食品を積極的に摂取すれば、集中力が持続し、眠くなったり、ストレスを感じることがなくなるということです。
朝から大きなハムカツなんて食べたら、そりゃ眠くなりますよね。
朝からやることを集中して片付けるには、朝食に食べるべきものを考えることもとても大事だといえます。
これを機に、朝食のみならず、自身の食生活を見直してみるといいかもしれませんね。
今日はこれで終わりです。
貴重なお時間を割いていただきありがとうございました。