DP(デリバレイト・プラクティス)とは
ありがとうございます。
今日は、メンタリストDaiGoのペリスコープ動画
「集中するほど時間が余るディープワーク入門」
の最後の記事になります。
前回、前々回の記事はこちらから
↓
①集中力が時間を生み出す
②高い生産性を生むコツ
ここで、一つ訂正なのですが、
今日紹介する「DP(デリバレイト・プラクティス)」なのですが、
正しくは「デリバリード」ではなく、「デリバレイト(Deliberate)=意図的」 でした。
なので「DP(デリバレイト・プラクティス)」となります。
僕の聞き間違いでした。
申し訳ありません。
てことで、
③DP(デリバレイト・プラクティス)の紹介
です、
「DP(デリバレイト・プラクティス)」とは日本語訳すると、「意図的な練習」となります。
つまり今日紹介するものは、意図的に集中する時間を設けるためのメソッドと言えます。
それをいくつか紹介しようと思います。
まず、「1万時間の法則」をご存知でしょうか?
これは、何かを極める時に、世界トップクラスになるための練習時間の合計を表しています。
しかも、これを達成するには、プロレベルの集中力を発揮し、極める対象にのみ集中することが大事です。
例えば、何か特技を身につけたい時、その特技の練習のみに集中して、1万時間費やさないと、世界トップレベルになることはできないということです。
アスリートがわかりやすい例だと思います。
アスリートの生活は、そのスポーツで成果を最大にするためにプログラミングされていると思います。
食事から睡眠時間、練習時間まで何もかも、そのスポーツを極めるために生活しているはずです。
オリンピックで金メダルをとるような選手はこの「1万時間の法則」と活用しているのではないかと思います。
かといって、1万時間も費やさないといけないかというと、そうでもないそうです。
何かに1000時間費やすだけでも、プロまではいかなくても、仕事などはできるようになるそうです。
本気でプロフェッショナルを目指すのであれば、1万時間費やしてみましょう、ってことですね。
次に、「if thenルール」を紹介します。
if(もし〜することがあったら/〜するときは)、then(だったらこうする)
という形で、自分が集中すべき状況から逸れそうになった時に当てはめることで、集中力を取り戻すためのルールです。
例えば、
if=もし、スマホが鳴ったら
then=スマホの電源を切る
のように、ifの部分には、自分の集中力が切れた時にやりがちな行為を当てはめます。
そして、thenの部分には、ifでやりがちな行為を繰り返さないような代替案を当てはめます。
ifには、コーヒーを入れる時についスマホを見ちゃう、パソコンを開いたらついアマゾンのオススメを見ちゃう、またはついYouTubeを見ちゃう・・・
といったついやってしまいそうなことを組み込むことが大切です。
そしてthenには、なるべくifでやったことの代わりになることを当てはめることが大切です。
例えば、
if=マンガを見たくなったら
then=違うジャンルの本を読む
if=YouTubeを見たくなったら
then=TED Talksを見る
のようになるべく関連性のある行動をとるようにするといいみたいです。
thenにはやるべきことを当てはめるといいでしょう。
最後に、時計を使ったDPを紹介します。
自分が何分集中力が持続するのかを調べるために、ストップウォッチを使用します。
作業を始める前に、ストップウォッチを起動して、作業を始めるのですが、作業中はストップウォッチを見てはいけません。
作業中に、時間が気になったり、ストップウォッチを見てしまったら、時間を止めてください。
そこに見える経過時間が、自分が持続できる集中力と言えます。
同時に、ディープワークをした時間とも言えます。
これを毎日カウントすることで、自分の集中力がどれだけ伸ばせるかという訓練になります。
また、「ポモドーロテクニック」という方法もあります。
これは、「25分の作業+5分の休憩」のサイクルをひたすら繰り返すというものです。
人間の一度に集中できる時間の限界が25分なので、このメカニズムを活用したテクニックです。
でも、誰もが25分集中できるわけでもないので、15分+5分のサイクルでも大丈夫です。
徐々に慣らしていけば、集中力を25分間持続することができます。
訓練が必要になりますね。
これもストップウォッチを使って行うので、もし作業中に時間が気になったら、時計を止めましょう。
これらのif thenルールや、ストップウォッチを使ったテクニックは、常にフィードバックすることが大切です。
1日に、どれだけ集中力を発揮してディープワークができたか、if thenルールをどれだけ守れたか、を確認する癖をつけましょう。
そうすることで、徐々に高い生産性を生み出し、保つことができます。
また実は、ディープワークは午前中にしか発揮されないそうです。
朝起きてから、脳がクリアな状態でなければディープワークにならないのだとか。
午後からはディープワークをすることができないので、その時間帯は、集中しなくてもできる仕事を行うといいそうです。
これをナローワーク(Narrow Work)といいます。
そして、夕方にやる仕事はシャローワーク(Shallow Work)といいます。
簡単に誰でもできるような仕事をやるのに適した時間帯と言えます。
エリートなバイオリニストは、個人的に集中できる時間を午前中に2回に分けて練習するそうです。
つまり、ディープワークが発揮できる午前中にまとめて練習を行うということです。
逆に素人は、1日に何時間もかけて練習をするのだとか。
何時間練習したかではなくて、どれだけ集中したかが大事と言えます。
以上で、
「集中するほど時間が余るディープワーク入門」
のまとめは終わりになります。
いかがだったでしょうか?
集中力がいかに大事なものであるかがわかったと思います。
少しでもタメになったら嬉しいです。
またいつか、別のテーマでペリスコープ放送のまとめを行いたいと思います。
今回のテーマのペリスコープ動画はこちらから
↓
集中するほど時間が余る!1日の仕事を3時間で終わらせるDEEP WORK入門★集中力が時間を生み出す、デキる人ほど余裕があるわけとは?★アダム・グラントが教える高い生産性を発揮するためのコツ★世界レベルの集中力を身に着けるDPとは https://t.co/zOWXHqICSs
— メンタリストDaiGo (@Mentalist_DaiGo) 2017年10月9日
また、今回のテーマの参考になる本はこちら
↓
・・・
今日でブログを開設して1ヶ月がたちました。
読者の皆さん、いつも読んでいただきありがとうございます。
これからも投稿していきますので、よろしくお願いします。
今日はこれで終わりです。
貴重なお時間を割いていただきありがとうございました。